おいしいわさびのおろし方
わさびの根茎先端は細胞が古く、上部(茎に近い方)は細胞が新しく新鮮なので、軟らかく、香りが良く、色もきれいです。中央付近はちょうどバランスよく辛味、風味、粘りがバランスが良いといわれています。先端(根に近い方)に擦り下ろしていくにつれて固くなり山葵色は薄く、ザラザラしてきて苦味も出てくるかとおもいます。生わさびをすりおろして食べる場合、葉茎の付いていた根茎上部からすりおろすことをおススメします。
辛みを生かすおろし方
わさびは細胞を細かくすりおろすことでより辛味がでます。おススメは鮫皮おろしですが、ない場合はできるだけ目の細かいおろし金でOKです。(すりおろす面に少しお砂糖を付けてすると、浸透圧で細胞を破壊しより辛く、アクをやわらげる効果が得られます。)また、辛みを味わいたい方は、おろしたて(できれば5分以内)を食べましょう。すりおろしたわさびは時間と共に辛み成分が逃げてしまいます(辛み成分と香りが揮発性なため)辛みを抑えたい方や苦味が気になる場合は、少し時間をおいて食べてみてください。